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合板

合板について

合板・イメージ

合板(ごうはん)は丸太を薄くかつら剥きにした板を乾燥させて、繊維方向が一枚づつ交差するように接着剤で張り合わせて作った板です。ベニヤ板とも呼ばれます。
以前は南洋材(ラワン材)を使った合板が主流でしたが、現在は国産材のアカマツ、カラマツ、スギ、ヒノキを使った合板が増えています。国産材の間伐材、植林木を使うことで資源の循環に貢献できます。

合板の歴史

合板・イメージ

合板の起源は、古代エジプト時代までさかのぼりますが、木材を板にする機械(ベニヤスライサー)が作られたのは1830年頃です。日本では1907年(明治40年)名古屋の浅野吉次郎が独自に開発したベニアレースから合板製造は始まりました。 製造当初は大豆グルー、ミルクカゼイン、膠(にかわ)などの接着剤を使って製品にしていたので接着力が弱く、よく剥がれるイメージがありました。 1950年(昭和25年)頃、尿素系の接着剤が開発されてから飛躍的に接着力が向上し、剥がれるイメージを払拭してからは建築材料として幅広い用途に使われています。 日本で最初の合板が製造されてから2007年で100年を迎え、今では日常生活に欠かせない基礎資材です。

合板の特長

木材は私たちの生活に快適な住環境を与えてくれます。特に高温・多湿の日本では欠かせない材料です。そんな木材の優れた特性をすべて備え、更に木材の持つ欠点を除いたものが「合板」です。合板は木材よりも強く、幅広く製作でき、伸び縮みの少ない優れた材料です。

JAS(日本農林規格)に規定される主な合板の種類

【接着性能別】

特類(フェノール樹脂接着剤等)住宅の耐力壁等の構造用耐力部材や常時湿潤状態の場所に使用する合板。構造用合板
1類(メラミン樹脂接着剤等)タイプ1 屋外や長時間湿潤状態の場所で使用する合板。コンクリート型枠合板・住宅下地用・建築物外装用合板
2類(ユリア樹脂接着剤等)タイプ2 家屋内装や多少の湿気のある場所で使用できる合板。住宅・船舶・車両等の内装用合板・家具用合板

【用途別分類】

普通合板

普通合板…従来からベニヤ板といわれていた合板で、一般的な用途に広く使われる合板。ラワン・シナなど広葉樹が主な原木で、樹種名を付けてラワン合板・シナ合板などと呼ばれる。

コンクリート型枠用合板…コンクリート打込み時にそのせき板として使用される合板。

構造用合板…2×4住宅などの建築物の耐力構造上重要な部位に使用される合板。

特殊合板

天然木化粧合板…普通合板の表面に、美観を目的として天然銘木(チーク・ローズウッド・スギ・スプルースなど)の薄い単板を貼り、住宅の内装用や家具用に用いられる合板
特殊加工化粧合板…普通合板の表面に美観と耐久性を目的として天然銘木以外のものを貼ったり、木目模様などを印刷加工したりした表面加工合板。オーバーレイ合板・プリント合板・塗装合板などがある。

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